ウソと方便。

 原爆のない世界をホントに目指すのか? 毎年8月になると主張されることが「世界平和、核廃絶」。でも、そんな事、本気で信じてるエリート(国の支配階級)はいないぞ、騙されるな、と言うのが僕の意見。大人(僕を含めて)は本気でウソをつく。で、信じる者は騙される。僕は14歳の時、「皆大人はウソつきだ、金輪際大人の言う事なんか信じないぞ」、と思って、その頃信じてた学校の教師にそう言ったら、「でも俺は信じてくれ」と確かにそう言った。でも21歳の時、「あれは建前」と言い訳されて、ビックリした。教師もそう言うしかなかったのだ、と納得したのはつい最近で、当の先生はとっくに死んでしまった後だった。人生はサバイバル。原爆は史上最強の最終兵器なんだから、欲しいのは金正恩だけじゃない。広島市民だって、ホントに核廃絶を目指すなら、どうして市長が官僚出身の自民党なのか? 昔の社会党だって、村山さんが首相になったとたん「自衛隊合憲」となった。つまり、社会党の戦争反対も、ウソだったのだ。何がウソで何が本当なのかが気になる人は幼稚だと言われるが、僕はそこが気になってしょうがない。今集団的自衛権に反対している人はニセモノだ、と思ってしまう。前の選挙で自民党に投票した人が、今さら反対と言ったってネェ、と僕は眉に唾をつけて考える。彼らは多分、戦争になった時、「自分は反対したんだから」というアリバイが欲しいだけなのではないか・・。
 追伸:これは同世代の男性へのメッセージ。女性の読者は読まなかった事にして下さい(と醜い言い訳ネ)。