2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

自分では分からない

初診のうつの患者さんで、家族は過労ストレスを訴え、実際に残業が月100時間にもなるのに、当の本人は「仕事は少しも苦にならない」と言い張る人は少なくない。本人には「仕事がストレスになっている」ことが分からないのだ。総じて精神病は、障害が進んでく…

2年間保護室

今週外来に来た、元うつ病のOさん55歳男は、現在は完全寛解で、仕事(週3回半日)も出来ているが、実は、一昔前に、2年間継続して保護室に居た人である。その間、奇声を発するが言葉にはならず、壁に頭をブツケテ血だらけになっていたり、自分のウンコを食べ…

趣味の発掘

75歳の元精神科医らしいI Dr。老人ホームの非常勤を4つも兼ねている。彼の趣味は「隠れ精神障害者の発掘」。未治療のまま入所してくる精神障害者を見つけ、薬物療法で症状の変化を確かめて、自分の「診断能力」を周りに見せつけるのだ。書き方で分かると思…

救急に不満あり

数年前から、近所の複数の救命救急センターでは、脳卒中・心筋梗塞の疑いの患者は即、24時間何時でも送ってくれて良い事になってる(文書で確認した)。だから、年末、僕の入院患者が失神転倒後半身不随になった時、CTの検査をする前に、搬送先の病院とQQ車…

塩崎さん、自分の責任だよ!

今日のニュース、「塩崎厚労相が高橋まつりさん自殺で電通社長辞任では済まない。企業文化を変えるべき」と言い放ったのにはビックリした。開いた口が塞がらないとはこの事だ。労働基準監督署が法律通りに会社を取り締まっていれば絶対こんな事態には至らな…

タクシー無賃乗車の患者さん

年末ある日の朝10時頃、I(50歳女統合失調症)さんがタクシー無賃乗車で病院に受診した。本人がダメと分かると運転手はNsに助けを求めた。マニュアル通りに警察に通報し、一件落着と思いきや、警察官はヤジウマと一緒に遠巻きに見てるだけ。結局事務スタッフが…