久しぶり、自殺企図

心気症でずっと通院してた♂48歳。「誰か近くに知人がいると食事が喉を通らない」という強迫観念があり、ここ10年は定職にはつけていない。ここ数年は年に数回落ち込んで、そうなると2,3日はベットから起きれなくなり、その度に電話で「死にたい」と病院に電話してくる人。何時も数分で「死なないで生きて見ます」となり危機は脱出するのだが、今回は、違った。診察時に、「付き合ってる躁鬱病の彼女の具合が悪く、それで気分がすぐれない」とはいっていたが、その次の日(診察日の翌日は結構アブナイ)、初めての過量服薬自殺企図。でも死にきれずに、トイレに籠って洗剤で塩素を発生させたけど、苦しくなって自分で救急車を呼んだという。
10日後、「スミマセンでした。魔がさしたとしか言いようが有りません」と反省して退院していったが、僕が<こういう人はます死なない>と信じていた人だっただけにショックは大きかった。ヤッパボクハヤブイシャだ。「こんど過量服薬したらもう診察はしないョ」と久しぶり(5年ぶり)に言って帰したけど、自殺の陰に女あり、なのかなあ。眉つばの自殺予防キャンペーンやって、返って自殺が増えていて顰蹙物だった富士市の去年の自殺者は49人で、去年の66人よりは減っていたらしい(静岡県は減ってない)。僕も富士市も、取り敢えず良かったね