またサイコパス

 去年の佐世保の16歳♀に続いて(2014 8 2のブログ)、今度は名古屋の19歳♀。「人を殺してみたい」と公言し、動物を虐待し、なたや毒薬を持ち歩いていた人が、宗教の勧誘に来た人をなたで殴り、紐で首を絞めて殺したらしい。警察は精神鑑定するようであるが、これは誰が鑑定してもサイコパスろう。前回と同様、ネットでは「こういう基○外は事件を起こす前に精神科病院に送れ」という主張が溢れているが、現行の日本の法規では、事件を起こすまでは強制措置は取れないことになっているし、また、保安処分のあるイギリスでも、実際の運用は難しく、サイコパスの殺人は減っていないという。サイコパスは治らない―こんなことは100年前から分かっているのに・・・。世の中に戦争や泥棒がなくならないように、サイコパスもなくならないのだ。そして精神医学的にはサイコパスは正常なのだ。それどころか、サイコパスは全ての人間の心の中にいるようだ。ユングはそれをシャドウ(影)と呼んだ。だからサイコパスは抹殺不能なのだ。 ではどうするか?以前も書いたが「君子危うきに近寄らず」しかない。サイコパスは見分けられるゾ。