挫折は3回まで
「人生挫折は早い方が良い」と言われていますが、挫折は多くても問題が残る。精神病者は4回目からの急性増悪は症状の慢性化に繋がるし、自殺未遂も4回目には既遂となってしまう。アル中の入院治療は3回までだし、転職も4回となるとその後の人生は暗いようだ。失恋も4回目になると人生が変わる。大相撲だって4回目の負け越しは引退だ。世の中でPTSDと言われている人達はこの4回目の挫折体験が災害に関連していた、ということであろうと僕は思っている。人間は生まれつき「心の傷」の修復機能が備わってはいるんだけど、この機能の利用は3回程度と想定されているのだ。この「挫折3回まで理論」はノーベル賞級の発見だと僕は思っている(DNAの修復機能が2重に壊れると癌が発生する、という理論は確か数年前にノーベル賞を貰ったハズ)。実は僕のうつも、今考えると僕の4回目の挫折に端を発していると理解されるのでありました。今迄に3回の挫折体験のある人は、これ以上の傷を心に受けないように、余裕を持った人生を送っていただきたいし、既に4回以上の挫折体験を持ってる人は、完全回復を目指すのではなく、常にそれなりの妥協を考えながらの人生設計をした方が良いと思いますし、自分もそうしようと思ってます。