加藤智大の死刑反対

 内閣府世論調査では日本では死刑容認派が8割だそうで、死刑廃止派は1割に満たないのだと言う。基本的人権と誤審の現実を理性的に考えるなら、死刑廃止は当然の結論と思う。グローバリゼーションを急ぐなら捕鯨より先に死刑を廃止しなくちゃと思う。が、しかし、「凶悪犯を税金で遊ばせておくのはおかしい」との意見は尊重すべきと思われる。で、加藤君。彼のような希有なほどヒネコビタ人は、生かしておいて、その犯罪の心理を研究する材料にすることを提案したい。第2,第3の加藤を出現させないためにも、彼を実験材料として生かしておいて、悪人を改心させる方法の研究や、洗脳の研究をするのだ。彼を改心・洗脳出来るような強力な心理療法家・宗教家を公募するのも良いだろう。もし僕なら取り敢えず抗精神病薬を試してみて、ダメならECTをやって見たい・・・なんて言うと、ナチのマッドサイエンスになってしまうかしらね。でもこれは非理性的で野蛮で、基本的人権に悖るでしょうね。でも、宅間守はもったいなかった。彼には更生のチャンスがあったような気がするのだ。アメリカでは司法取引で、凶悪犯に死刑を免除する代わりに、種々研究に協力させているようでありますよ。オウム松本だって、このまま死刑じゃもったいない。上祐さんにでも手伝ってもらって、かれを改心・洗脳させられないかしらね。