下司の勘繰り

ビル・ゲイツが来日し、世界の脱貧困の為に自分の基金を使ってほしい。と言い歩いているらしい。グローバルスタンダードの代表ビル・ゲイツ氏。彼を偉大な金持ちと提燈持ち達はおっしゃるが、僕は、そうは思えない。彼が慈善の名目で出す金額の多さは、彼の今迄の罪の重さに比例しているのではないか、とまで思ってしまう。日本で言えば笹川良一と同じ表情だ。ゲイツ氏だって聖書位は読むだろうが、金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通るより難しいのだ。計算高い彼の事だから、あと、どの位慈善すれば自分が天国に行けるかくらいはすでに計算済みと思う。現世の悪を清算出来るだけのお金を貢げれば、彼の神様も彼の「悔い改め」を許すことになるのでしょう。神様と資本主義はこうして上手くやっていけるように見えるが、ISISとその神様もまた上手くやっていけてるようだから不思議だ。僕は来世を信じないが、もし行くとしたら地獄行きは仕方ないと思っている。なぜなら自分の良心に恥じることばかりしてきたからだ。でも、だから慈善で誤魔化そうとは思わない。お金で釣られる神様なら、こっちからお断りダね。ごまめの歯ぎしりだけど。