自動車交通事故死は偶発的?

73歳男性がアクセルとブレーキ踏み間違えて、横断歩道通行中の7歳児を死なせてしまった事件の公判が先日あった。運転者は執行猶予付きの3年禁固で、裁判官は「事故は偶発的」と言った。執行猶予つきの3年と言えば、自殺幇助並みの扱いだ。児童の父は「○○が戻ってこないのは分かっている。でも、執行猶予判決が出て、相手は普通の生活に戻る。悔しい。判決に納得すれば、○○が亡くなったことを許してしまうことにもなる。つらすぎる」と語ったというが、現代社会ではそれは「許す」ということだと裁判官は思ったのだろう。航空機墜落はあってはならない、と言われるが、自動車事故は目標自体が「減らそう」だ。自殺ゼロ、とか、虐待ゼロ、とか良く聞くけど、確かに、自動車交通事故死ゼロは聞かない。自動車交通事故死は有って当たり前らしい。でも、アクセルとブレーキを踏み間違える事が、本当に偶発的に起こるのか、どうか。偶発的に起こす人が運転免許を持ってて良いのかどうか。日本人男性の健康寿命は70歳デスよ。運転者は病院に通院中だったというが、その病気が運転能力に関係してたのかどうか。飲んでた薬との関係はどうか。高齢者の自動車運転について、もう少し真剣に考えないといけないのではないか、と、思う。でも、薬の副作用での死亡、とか、手術死・産褥死などは、リスクの内にして貰わないと、困るけど。