救急は3日待ち

 この頃のアメリカの精神科救急の待ち時間は平均3日だと言う。アメリカの精神科ベッド数は10万人対11。これが1日以内になるには10万対40〜60のベッドが必要だ、とFuller Torrey先生が書いていた。3日待て、と言われても、その間誰が面倒見ているのか、調べたけど、良く分かんなかった。そういや以前、救急の待合室で待ってる内に死んじゃった人が居たよね。日本じゃ、1時間も待たせれば大騒ぎだ。ウチは最悪の場合は東京の病院にお願いするけど。。ちなみに日本は千人対2.8。2ケタ違うんだヨネ。で、入院出来たとしてもアメリカでは5日が精々で、入院費も1日5万円オバマケアで保険加入者は増えたらしいけど、標準的な保険では未だに精神科入院治療は受けられないままである。これはやっぱり病院減らしちゃまずいと思ってしまう。ちなみに脱・精神科病院の先駆者のイギリスは4週待ち、この頃評判の高いフィンランドでも3週待ちである、、という現実を大多数の日本人は多分知らない。