親父様の血圧vol2

 僕の89歳の親父様の話(14.9.30に記)の続き。血圧ノイローゼが嵩じて、最近はアダラート頓服が140以上になっていた。理の当然で時に低血圧となる。先日外出中に失神して救急車を呼ばれた。直ぐに意識は戻ったんだからそのまま家に帰れば良かったのに、周りに勧められるままに救急車で循環器の病院に行ってしまった。で、フルコースの検査を受けて、脳にも心臓にも新しい病変はなかったが、せっかく入院したのだから、と、心臓に4本目のステントを入れる事になった。で、施術中に失神し、次の日もせん妄状態。1日2回のMRIも異常はなかったが、意識が正常化するのに3日かかり、まったく人騒がせな話であった。お袋様には「これからは倒れても、意識が戻れば救急車は断るように」と言い聞かせたけど、彼女は「せっかく来てくれるのに断れない」と御不満の様子であった。近藤誠先生も中村仁一先生も、「幸せに死ぬためには救急車は呼んではいけない」と断言しておりますヨ。