休むのが難しい

 連休が落ち着かない。2日目になると何か病院で事件が起きているのでは、と不安になり、落ち着いて外出も出来なくなってしまう。医局にいた頃は連休など思いも寄らなかったし、その後就職してからも日曜も2回に1回は何かしら連絡が入ることが多かった。10年位前から医局員の待遇改善で土日連休が基本になったが、僕は土曜出勤の方が気が楽だった。「夏休み」は家族サービスで仕方なく取っていたが、連休明けのハードワークが嫌だったので、「外来は夏休みなし」にして、その方がストレスが軽くなる、と思っていた。でも、50を越えてうつ病になってしまい、その後は反省して取れる休みは取るようにしているんだけど、連休を取る為には連休前に色々調整が必要だし、連休後の仕事はキツクなるので、やはり気が重い。「こんなに無理して休む方がむしろ体調に良くない」と僕は思うのだけど、僕の元主治医は「休む方がシンドイ気がするのは、仕事中毒の症状」とキッパリ。僕は自分を騙してるんだそうな。そうだよね、やっぱり。でも、「何かを考えないようにする」って、患者さんにはよく言うどいざ自分でやって見ると、行うは難しい。そう言えばAさんもそう言っていた―あっ、休日は患者さんのこと考えちゃいけないんだった―。複数主治医性にしてくれればもう少し気楽になれますか? 週4日の常勤って手もあるらしいけど、返って落ち着かなくなりそうだし…