大学2年生の立て篭もり

 同じ県の(年に1人は学生が自殺するので最近トミに有名)T大学の2年生が音信不通で下宿に立て篭もっている、と母から相談を受けた。精神病ではなさそうであったので、「先ず、T大学の先生に相談してみたら」と対応したら、1か月後に再来。大学に相談したら、即、数人の先生と大家で下宿に押し入って、そのままG精神科病院に入院となり、3週間の入院で「精神病」ではない、と自宅に退院になったが、本人が「何で入院させた」と今度は父と毎日バトルが続いているので困っている、と言う事であった。「そこまで行っちゃったのなら僕の出る幕はない」とお引き取り願った。だってT大学のメンタルヘルス担当は某私立大学医学部の教授だし、G病院の院長は某KO大学医学部の元教授なんだもの。母は「そんな謙遜なさらないで」と言うのだが、これは「責任の所在」の問題でありましょう。生きてて良かった、と思わなくちゃね。T大学は自殺予防対策でG病院と何やら協定を結んだ、というウワサがありますが、自殺は入院では解決しませんね。