また、東京の患者

 30歳位から東京のあちこちの病院で入退院を繰り返してた統合失調症の人。65歳になって、介護保険を使って、当院の近くの悪名高き某サ高住に退院してきた。担当医もこの辺で売りだし中の、自称・心療内科の往診専門医?の某先生。となれば面倒見れる訳はない。入所後2ヶ月で当院に救急搬送されてきた。意識障害、という触れ込みであったが、どうも栄養失調で眠剤中毒。当然すぐ回復したが、さて、退院後の行き場がない。サ高住はもう面倒みる気は全くないし、ケアマネも入院時の保証人もサ高住関係の人で、当院入院後は一回も会いにも来ない。東京の福祉(2011 8 27のブログで登場の、お墓の決まっている患者で関係した区のお隣の区。今度はお墓は決まってなかった)は、例によって「行き場を探してくれれば金は払う」という話。以前入院の諸病院は知らん顔。院長は「こういう患者の面倒もみるのが当院の良いところ」というポーズであるが、貧困ビジネスにテリトリーを荒らされているだけのような気がするのですよ、やな感じ!