スクールソーシャルワーカー!

 少年鑑別所出たて?の橋龍一君18歳が、不登校上村遼太君13歳を殺害した後、俄かにマスコミで脚光を浴び出したのが、スクールソーシャルワーカー。教育界は日教組の昔からアメリカのまねをすることしか出来ないで、精神科校医から始って、スクールカウンセラーが続き、で、最近出て来たのがスクールソーシャルワーカーなんだろうけど、そもそも日本の学校メンタルヘルスの専門家を配置するのが有効なのかどうか、 未だにはっきりしていない、というか、残念ながら日本で、精神科校医やスクールカウンセラーの有効性が証明された、という論文はないのだ(スクールカウンセラーの悪口は2011.3.23のブログに記した)。確かに日本でも成人の精神科病院領域ではカウンセラーやソーシャルワーカーは活躍しているが、それは、患者のサポートの方法が確立しているからで、最終的には強制的な入院や逮捕などにつなげられるからだと思う。スクールソーシャルワーカーは確かにアメリカでの有効性は証明済みだが、アメリカのスクールソーシャルワーカー強大な権限で、警察や精神科病院との密接な連携があるからで、日本の権限なしの非常勤のアルバイトとは訳が違うのだ。 青少年といえども、精神科なり警察なり、どこかで強制的な処遇に繋がって行かないと、教育者だけがいくら頑張っても、この手の事件は収まらないと思う。それでも今スクールソーシャルワーカーが話題になるのは、親や教師の責任論をおさえる為ではないか、と邪推するのでありました。
 そもそも「メンタルヘルス」に専門家など有りうるのか、以前も書いた(2012.1.25)けど、現在の精神医学は常識を体系化しただけのものだと思うのであります。船橋君に有効なのは、拳銃しかないと思う。非専門医の戯言かも知れませんがね。