次は仕事!

東日本大震災の被害は甚大であり、被災者への救援物資が未だに不十分で、避難所の居住環境の改善が急務である。とは、最近の諸新聞の論調である。でも、僕は、次は仕事だ、と思うのである。被災者で生き残っているいる人の大半は、それなりの職場があれば働けるはずであるが、その人達が、このままでは、難民になってしまうのではないだろうか? 被災者の避難所でのケアにはきりがなく、救命の次は、生活の質、ということになり、PTSDの予防に精神科の出番だ、というマスコミ話も多い。しかし、それではパレスチナやハイチの難民の二の舞で、自立からは遠ざかってしまうのではないだろうか? ここは、脳卒中後の早期リハビリの精神で、<自立支援>とすべきではないのだろうか? 亡くなった人を探したり、原発の今後を検討することも大切ではあるでしょうが、それよりも、それぞれの人が日本のどこかで出来る仕事を探してもらって、また、地元では雇用の場を作って、さらに公務員で採用して土木作業などの手伝いをしてもらうなりして、とにかく毎日働いてもらうことから日本を再建するのが良いのではないか、と思うのでありますが、枝野先生、いかがでしょうか?