福島原発から22kmの高野病院の話

 高野病院原発事故後も福島県双葉郡で唯一、入院医療を続けていた精神科病院)で唯一の常勤医だった高野英男院長(81)が去年12月火災で死亡。その高野病院の存続に向け、全国から町に寄付金が寄せられている。町はボランティア医師の交通費や宿泊費を支給するため、ふるさと納税を利用した寄付を募集したところ、翌日には三百万円を超える寄付が集まった。支援する会の会長も務める遠藤智町長は「高野病院が存続し、被災地の医療体制を崩壊させないよう、全力で取り組みたい」と話している・・・と、新聞で読む限り、心の温まるニュースである。でも、事情を知るW氏は、「マスコミは情報操作している」と手厳しい。院長の死は、当直中のダバコの火の不始末が原因らしく、娘(理事長と事務長兼務)婿は医師であるのに、別の病院で働いていて、しかも院長の死後も高野病院を継ぐつもりはないらしいのだ。W氏は病院存続云々問題は、実は「良くある家庭内の不和なのだよ」と断言した。だとすると美談でも何でもなく、返って醜聞だよね。2月から2か月限定で院長をしていするのは、36歳の外科医らしいけど、なんか、入院中の患者が可哀そうな気もしますけど。。。